どんなツール?

IT Automation image

Exastro Suiteの中で一番最初にリリースしたのが「Exastro IT Automation(以下、Exastro ITA)」です。Exastroの生みの親である吉田氏が、システムエンジニア時代に苦労していたことや、そこでの改善実績をもとに吉田氏に賛同したメンバーが意見を持ち寄り作り上げたのがこのアプリケーションです。属人化していてヒューマンエラーが発生しやすい状況にあったシステム構築を自動化します。

大切にしていること

「ニーズ」と「汎用性」のバランスです。Exastroは、システム構築/運用のデジタル化・省力化・効率化に特化したアプリケーションであるため、具体的な活用シーンが想定しやすい反面、共通性が見つけにくいのですが、汎用的に使えることを常に意識しています。数多くのユースケースをシミュレーションし、その中から最も効果が高いと想定されるケースから順番に機能追加しています。目の前の課題を解決するのと違い、様々なケースに対応できる汎用的なシステムを設計する難しさはありますが、多くの方に使っていただきたいと思います。

一番苦労していることは?

「技術調査」が常に課題です。世の中にはたくさんの便利なツールが点在しています。しかし、一つのツールで何もかも実現するのは不可能なうえ、操作性もバラバラなので、一つ一つ使い方を学習するのも一苦労です。Exastroは、これらを繋いで同じ操作性で複数のアプリケーションを使い分けるツールなので、開発している我々はまったく構造が違うアプリケーションを一つ一つ学習して連携するため、日々調査を続けています。突発的なバージョンアップによる仕様変更が一番の課題です。

Exastro ITAが目指すもの

2022年秋にリリース予定のExastro IT Automation 2.x系によってマルチテナントでより使いやすいソフトウェアを目指しています。

Exastro ITAは、「あると便利。無くてもアナログで対応できる」と思われがちで、なかなか興味を持っていただきにくいのですが、このツールの真価は目に見える「便利」の部分ではないと思っています。アナログ作業には人材という有限の資源が必要であり、迫りくる人材不足により限界値は近づいています。

これを解決し、さらに新しい挑戦(事業拡大)の余裕を生み出すことこそExastro ITAの使命だと考えます。Exastro Suiteとして、今後はExastro OASEやExastro EPOCHとも連携を強化し、OneExastroとして価値を高めていきたいと思います。